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多くの投資家は、短い期間で退場していく

9割以上のトレーダが投資を初めて1年以内に退場するという話。投資を初めて人は、この話をよく聞くと思います。
それもそうです。プロフェッショナルが「しのぎ」を削り、マネーゲームをやっている中、ちょっと参入したやつが勝てる要素なんてありません。
一方で、マネーゲームでありながら、ゼロサムゲーム(FXはゼロサム)ではないという部分であればれば、ある地点においては、全員が勝つことができる。そんな夢と希望に満ち溢れていることを一つの真実。
私も積み立て投資を初めて、もうすこしで1年。いまのところ何とかプラスを維持している現状、改めて自分を振りかえって見る。
なぜ、退場するか、理由を考える
以下で、順番に考えてみましょう。
大きなリターンを狙いすぎる
さあ、あなたは、いくらの資金で投資を開始しましたが、昨年投資を開始した人は、私個人的には、「コロナ投資家」と名付けていますが、安くなったところで、買い始めて、なおかつ資金は、
・積み立てニーサの少額
・未満株投資(ネオモバ・LINE証券・日興フロッギー)
これらの特徴は、リスクを限りなく小さくしている点です。

それぞれのリスク許容度を考えると、少額で始めるから、値下がりしても心理的には耐えられる。
リスク許容度はこちらを見よう

レバレッジかけすぎ
私には、こんなストーリーが見えています。
1:投資を開始、なんとか勝った株が上がる。すこし利益がでた。
2:いろんなyoutuber・ツイッターで情報を知る。
3:勝ってる人がうらやましい。実際、インフルエンサーが多い(そりゃ負けてるひとはなんも言わないよね)
4:増えた資金が少なく感じる。もっと増やしたいので、値動きの激しい株や信用取引を初めてしまう。
5:結果 → 資金が溶ける
ギャンブルトレードしすぎ
一般大衆の心理は、おそらくだいたい同じではないかと感じるのですが、
最初は、慎重にトレードしてるのに、なんとなくじわじわと資金の金額を大きくすると思います。
その時に、銘柄選択含めて、あいまいな要素が増え始めていくのではないかと感じます。
これは、生きてる上では、どうしてもそうなっちゃう気がするのですね。
分散しない
・1銘柄で100単元(100万円)購入
・10銘柄で100万円購入
どっちが、リスクが低いかと言えば、そりゃ、分散してる方がよいに決まってます。
※まあ、市場全体が下がったら、どうしようもないけど。
今みたいな、ヨコヨコ相場とかね。

私は、もちろんもうけは少ないが、分散で購入しています。
もちろん、群集心理にもれなく、レバレッジをかけたくなってきた今日この頃

大暴落を想定していない
残念ながら、私自身も、このコロナ禍で開始した以上、同じ暴落が来た場合、さらに銘柄を買い集めることができるか自身はありません。
一方で、このコロナを乗り切っている古参投資家の人たちは、やはりどんなレベルの金額をやっている方でも、やっぱりすごいと思ってしまいます。
おそらく、半分くらいの資産になった経験あり。

現実を知る(資金とリターンの関係)
一般的な投資リターンはいくらくらいなんでしょうか
例えば、5%のリターンだとしても、100万円で5万円の利益。
これを多いと感じるのかすくないと感じるのか。
おそらく、投資にかける時間で違うのではないでしょうか。
毎日チャートチェックしたり日々の値動きを気にしたりと、そんな場合は、やはり少ないと感じるのが一般的ではないでしょうか。
長く続けられるか
皆さん、このグラフよく見ますよね。

3万円が20年後に1200万になるやつ。
まあ、市場全体がこれほど、順調に伸びていくことなんてありえないわけなんですが、それを考えても、このグラフは恐ろしく魅力的に見えます。
一方で、税金を恐ろしさも、のちに知るわけですが・・・・。
複利の力を信じ続ける、未来へ向けて
・投資には、株式だけでも、個別株やETF・投資信託など、多種多様なものがあります。
それに加えて、ニーサや積み立てニーサなど税金について考えたり、いろいろ要素は満載です。
特に積み立てニーサでは、1年単位で、元本が大きくなることを理解し、長く続ける鉄の意志が必要です。
1年間に約100人が、ドアに挟んで指を切断しています!! 事故が起きてからでは遅いのです。 【はさマンモス】が指を守ります!!
改めて問い直す。投資は目的ではなく、手段である。

最後に、投資は何かを達成するための手段の一つにすぎません。
もっとも、わかりやすくお金を手に入れるなら、労働収益を得るのが、一番なわけですが、株式投資は、お金がお金を生む、
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これが、有名な法則です。
なんとか、これに乗れるような投資スタイルを確立していかなけれなりません。
つまり、毎日勉強。これのみです。
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